広告配信を効率化するGoogle DFPスタンダードとは
本記事は、Google公式のInside AdSense : 誰でも使える DFP スタンダード 第 1 回 – DFP スタンダードをはじめよう!シリーズ、DFP スタンダード の基本設定方法のPDFを元に構成されています。
その他、サイト運営者の方 – DoubleClick,サイト運営者向けソリューション – DoubleClickを参考にしています。
(その他参考記事)
Googleが提供する最強ADサーバー「DFPスタンダード」を使って広告運用を最適化しようの巻 | nanapi TechBlog
非常にわかりやすくポイントを解説されています。
AdSense(アドセンス)も掲載できる無料のアドサーバー「DFPスタンダード」とは? | Google AdSense | できるネット
図がわかりやすいです。
DFPスタンダードとは?
下記広告管理を行える広告運営効率化を図れる包括的な広告収益プラットフォーム。
DFPスタンダードを上手く利用ることで、収益の最大化、増収が期待できる。
DFPスタンダードにより配信される広告
- 純広告(広告主に直接買い取られた広告)
- アドネットワーク
- アフィリエイト広告
- 自社の広告
例えば、同じサイトでも昼間見ているユーザーと夜間、見ているユーザーでは、明らかにユーザー層が異なります。
そういう場合、時間帯により配信する広告をスケジューリングすることが出来ます。
また、僕のサイトの場合、AdSenseの収入は、土日に集中します。
その場合でも、曜日指定などにより、配信する広告を工夫することにより、収益の増大が期待できるような仕組みのようです。
基本、利用は無料。
ただし、Google AdSenseを除く広告表示回数が、月間9000万回を超える場合は、DFPプロを利用する必要がある。
利用ケース
- 既に複数の広告ネットワークを利用している。
- 純広告を利用できる枠が存在する。
DFPスタンダードを利用すると何が出来るか?
広告同士を細かな設定で競合させ、より有利な形で、広告を配信させることができる。
また、サイト運営者自身で時間、曜日設定、広告表示頻度など、より細やかな設定で広告配信をマネジメントできる。
競合などGoogleの技術を利用して、広告配信をマネジメントできるのは、頼もしい。
成功事例
Inside AdSense : DFP の使用により 収益 が 3 倍 増加 – 「オートスポーツ web」事例
オンライン広告の運用を効率化する方法 — Google と DoubleClick を使った成功事例: – CNET Japan
DFPスタンダードを始めるには
Google AdSenseのアカウントが必要。
Google AdSenseのアカウントがなければ、まずはGoogle AdSenseに申し込む。
DFP スタンダード オンラインの標準利用規約に準じる必要がある。
申し込みはこちらから。
DFP スタンダードのご利用を開始するには – Google
DFPスタンダード設定の全体の流れ
- 広告ユニット
- プレースメント
- タグの発行及びタグのサイトへの貼り付け
- 広告枠の予測
- 広告申し込み情報の設定
- クリエイティブの登録
DFPスタンダード管理画面の在庫タブにおいて、1〜3の順に、運営サイトの広告枠(在庫)の情報入力、設定を行う。
続いて、同じくDFPスタンダード管理画面の【オーダー】タブにおいて、4〜6の順に、[純広告やアフィリエイト](オーダー)の情報入力や在庫状況照会、設定を行う。
【感想】
正直、Google+で紹介されていた成功事例に釣られ、昨年か2年前、申し込み、ずっと放置。
で、そろそろ始めてみるかと、Google公式のブログを見ながら、実際にやってみるも、よくわからない。
ということで、今回、詳しく調べながら、記事にしてみました。
そもそも、DFPスタンダードって何?って感じだったのですが、マルチ化しているとは言え、以前は、それなりにGoogle AdSenseの収益もあったのですが、現時点では、雀の涙ほど(汗)。
記事を完成させ、そういう僕には、どうも必要ないらしいと感じた。
なので、引き続いて、実際のDFPスタンダードの使い方の手順も記事にするつもりでしたが、この記事を書いた時点で、そのつもりもなくなりました。
nanapiやNAVERクラスのサイトが、広告運営のために利用したりするのに、便利なのではないでしょうか。
あと、ほとんど記事内容を読んでませんが、Google AdSense最適化などの記事を見かけます。
自身でできる範囲のものもありますが、ある程度、稼いでいるブロガーさんが、Googleのテクノロジーを利用したDFPスタンダードで、最適化を図った方が増益に期待できるのではないでしょうか。
Google Analysisもいつの間にかそうですが、多機能でも、こう複雑すぎるものよりも、ブログの世界もリッチになってきたので、ブロガー向けのより簡素なソリューションを期待します。