
MacにParallels Desktopを使ってWindows OSをインストールする
仮想化ソフトとは?
OS X上に仮想のPCを構築し、Windowsなどの別のOSを利用できるようにするソフトのこと。
Parallels Desktopは、Macの世界に仮想化ソフトを広めたパイオニア的存在。
Parallels Desktopの特徴
Windowsのデスクトップを消してWindowsソフトだけを表示するコヒーレンスモード。
Mac側とWindows側のユーザーフォルダの統合。
など、仮想マシン側のソフトやファイルを、あたかもMac側のソフトやファイルとして使えるよう工夫されている。
Mac側のファイルをWindowsで開くことも可能。
また、動作が軽快な製品でもあることも大きな特徴である。
Windows OSの購入
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かつてのMicrosoftの製品から考えられないくらい、現在のOSは、安くなっています。
購入されるのなら、よりハイスペックに動作する64bit版をお勧めします。
余談ですが、Microsoftのサポートと電話で盛り上がった際、教えて貰ったのですが、同じ7なら7でも、64bitと32bitでは、そもそも設計思想がまるで違い、全く別のソフトとして捉えた方が良いそうです。
使い方には、土台であるOSなので、違いはありません。
Parallels Desktopのインストール
アクティベーション・キーの入力
Parallels Desktopの登録
Parallelsに登録したことがある場合、空欄にメールアドレス、パスワードを入力し、ログイン。
登録したことがない場合、下の[新規アカウントの作成]から、アカウント作成。
名前、住所などの確認、初めて登録した場合、おそらくそれらの入力が続く。
住所の確認画面で、プライマリで使用する方法が選択肢に現れるが、特に特別の理由がなければ、【CAD/仮想化】で問題ないと思います。
と、昨年、購入したばかりなのに、こんなお知らせが(汗)
現在のMac OSのバージョンは、このYosemite (10.10)ではないのですが、少しサクッと検索したところ、10月16日に詳しいことがわかるようですが、このOS X Yosemite(10.10)が旧製品のMac PCにもバージョンアップが来るのか、新製品のみに対応するのか不明ですが、もし、この僕のMacのPCにもバージョンアップが来れば、目も当てられない:;
単体も高価だったのに、バージョンアップ版が5000円幾らって、払えません。
AppleのYosemite/新端末発表イベントは10月16日──re/code報道 – ITmedia ニュース.
Windowsのインストール
KB Parallels: Parallels Desktop を使用して Mac に Windows をインストールするには.
KB Parallels: Parallels Desktop 8 for Mac を使用する前に.
いずれも、Parallels公式ページです。
仮想マシンの作成
Windowsのインストール法を、【DVDまたはイメージからOSをインストール】又は【PCからWindowsを移行】から選択。
僕は、昨年時、【PCからWindowsを移行】を選択し、インストールしてみたのですが、この場合だと、現在、利用しているWindowsマシンの環境そのまま、つまり、Windows PCで利用しているソフトとかもインストールされるのですが、正規のWindows OSとは認識されないようです。
つまり、Windowsアップデートが行われない。度々、正規版でないことを警告してきて、プロダクトキーの入力を要求してきます。
購入したWindows マシンのサポートに問い合わせたところ、このWindows PCにインストールされているWindows7は、この1台のみにしか利用が許可されていないそうです。
正規版でないことを知らせるメッセージさえ無視すれば、むしろ、【PCからWindowsを移行】を選択した方がお得じゃないかと思う方もいるかも知れませんが、常に脆弱性を突かれ、攻撃を仕掛けてくる時代です。
Windowsの更新ができない状態というのは、大変、危険かと思われます。
マックとウィンドウズ 2014[共存・共有] (マイナビムック) (Mac Fan Special)でもParallels公式ページでも、【DVDまたはイメージからOSをインストール】を薦めているように、ここは素直に【DVDまたはイメージからOSをインストール】を選択しましょう。
インストール先の選択
インストールするオペ-レーション・システム(OS)を尋ねてくるので、インストールするOSを選択。
Windows プロダクト キーを入力
[Windows プロダクトキー]ウィンドウで、[高速インストール]が選択されていることを確認します。
Macとの融合レベルを選択
- Macライク
- PCライク
インストール後に変更することも可。
Macライク
Mac OS X での操作に慣れている場合、Mac ライクの選択をお勧めします。
Windows プログラムは、Mac アプリケーションのように Mac デスクトップに表示されます。
一旦、Windowsのスタート画面が表示されるが、その後、すぐに消える。
この場合、Coherence ビューモードがデフォルトになります。
このビューモードでは、Windows デスクトップは表示されず、Windows プログラムは Mac OS X アプリケーションとまったく同じように画面に表示されます。
Mac OS X と Windows の書類とメディアは、いずれも Mac に保存されます。
さらに、Mac ライクを選択すると、Mac のデスクトップ、書類、ピクチャ、ミュージック、ムービー、ダウンロードフォルダが Windows のものと共有されます。
あるファイルを Windows のドキュメントフォルダに保存したとすると。
このファイルは、Mac OS X の書類フォルダに保存されます。
Windows と Mac OS X のゴミ箱を両方管理する必要がなく、Mac OS X のゴミ箱を空にするだけでよくなります。
PCライク
Windows と Mac の統合レベルを下げたい場合、PC ライクの選択をお勧めします。
Windows デスクトップとすべての Windows プログラムは、Mac アプリケーションから独立した 1 つのウィンドウに表示されます。
この場合、Mac OS X フォルダは Windows と共有されず、Window ビューモードがデフォルトになります。
このデフォルトのビューモードでは、Windows デスクトップと Windows プログラムが独立したウィンドウに表示されます。
Windows と Mac の間でオブジェクトをドラッグ&ドロップすることはできます。
引用元: KB Parallels: 統合レベル – 「Mac ライク」または「PC ライク」.
仮想マシンでのファイルの保存先の選択
初期設定では、書類フォルダとなっている。
Mac のすべてのユーザ アカウントに対し、インストールされた Windows へのアクセスを許可するには、[この Mac の他のユーザと共有する]を選択してください。
仮想マシンのデフォルト設定を変更したい場合は、[インストール前に構成をカスタマイズする]を選択します。これらの設定は、インストール後にいつでも簡単に変更することができます。

外付けハードディスクなどを、保存先として選択することもできる。
インストールの開始
続行]をクリックします。Windows のインストールが始まります。
MacでWindowsを操作している様子
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