Boot Campを使ってWindowsをインストールする for Mac
Boot Campを使い、Windowsを利用する際は、起動OSを切り替えて利用する方法を記事にしました。
対応しているWindows OS
64 ビット版 Windows 7 Home Premium、Windows 7 Professional、Windows 7 Ultimate、Windows 8、または Windows 8 Pro。
アップグレード版の Windows は使用できない。
【参考サイト】
Boot Camp: お使いの Mac に Windows をインストールする|Appleサポートページ.
Boot Camp を使用した Mac での Windows 7 のインストール|Microsoft公式ページ.
Boot Campを利用する場合のメリット
PCの同じスペックを使い、Windows OSを使うことができる。
準備するもの
- Windows OSのインストールディスク
- Boot Campアシスタント(OS Xに標準装備)
- 起動ディスクに 64 GB 以上の空き領域のあるMac
- MS-DOS(FAT)でフォーマットされた16 GB 以上のUSBメモリ(またはDVDブランクメディア)
- 外付け光学式ドライブ(MacbookAirなど光学式ドライブ非搭載の場合)
Windows を外付け USB ドライブを使ってインストールする場合
- Mac にダウンロードした、64 ビット版 Windows 7 Home Premium、Windows 7 Professional、Windows 7 Ultimate、Windows 8、または Windows 8 Pro の ISO イメージ。
- 8 GB 以上の外付け USB ドライブ。
Windows OSのインストールは、LaunchPadには、[その他]の項目ににある[Boot Campアシスタント]を使い、画面の指示に従って進めていくだけです。
Windows OSがインストールできたら、Macハードウェアを正しく動作させるためのドライバ・Windowsサポートソフトウェアをインストールする必要がある。
バックアップをとる
ファイルのバックアップについては、デスクトップの背景をクリックし、「ヘルプ」>「ヘルプセンター」と選択してから、「バックアップ」を検索。
Windows をインストールする準備する
ノート型コンピュータの場合には、電源アダプタを接続した状態で作業を行う。
・外付けドライブを Mac の USB ポートにセット
Windows OSのインストールディスクをセットする。
・USBメモリまたはDVDブランクメディアをセット。
Windows および Windows サポートソフトウェアのインストール中はセットしたままにしてください。
ブートキャンプアシスタントを起動
Finder上から開く場合は、表示形式を[アプリケーションカテゴリ]にし、[アプリケーション]→[その他]→[ユーティリティ]→さらに[ユーティリティ]と進むと現れます。
項目が現れない場合は、右上の[全てを表示]をクリックしてみて下さい。
LaunchPadには、[その他]の項目に含まれています。
Boot Campアシスタントを起動する。
実行する作業を選択
外付け USB ドライブから Windows をインストールする予定で、Windows ISO イメージがすでにある場合
【Windows7またはそれ以降のバージョンのインストールディスクを作成】を選択します。
このオプションを利用できない場合、お使いの Mac では外付け USB ドライブから Windows をインストールできません。
Windows ISO イメージを利用しない場合
【Windows7またはそれ以降のバージョンのインストールディスクを作成】のチェックを外す。
以降、「Windows ISO イメージを利用しない場合」のUSBメモリに、Windowsサポートソフトウェアを保存する場合の説明となります。
【Windows サポートソフトウェアを保存】画面が現れるので、[続ける]をクリック。
Windowsサポートソフトウェアのダウンロード
ダウンロード画面に推移する。
ログインパスワードを入力し、[ヘルパーを追加]をクリック
パーティションサイズの設定
仕切りバーをドラッグで調整するか、[均等に分割]を選択し、[インストール]をクリックするとインストールが開始。
Windowsのパティーション領域をどれくらいにするか?
Windows 7 をインストールするには、少なくとも 16 GB のハード ディスク空き領域が必要ですが、この領域にはインストールするアプリケーションや保存するドキュメントも格納する必要があることに注意してください。
最初に 40 GB 以上 (インストールする予定のアプリケーションの数に応じて変更してください) に設定することをお勧めします。
(Microsoft公式ページより。)
たとえば、Microsoft Office 2010 Professional をインストールするには約 3 GB 必要です。
詳しくないので、よくわかりませんが、すでに別のマシンでWindowsをお使いの場合、無料フォルダー容量グラフ表示ソフト一覧 – フリーソフト100.からフリーソフトをインストールし、現在、お使いのアプリケーション容量を調べる方法があります。
これは、現在、僕がWindowsマシンで利用しているハードディスク容量をDriveAnalyzer.で表示させたものです。
64bitを使っているので、プログラム・ファイルが、x86と通常のものの2種類存在します。
これを見ると、11.26GB+6.94GB、合わせて18.2GB。
さらに、Windows OSが21.09GB、利用しているようです。
したがって、現在のWindows環境を、そのまま利用しようとすると、39.29GB必要ということになるのかも知れません。
勿論、現在の全てのWindows環境を利用しようとは考えてません。
フリーソフトを利用される際は、自己責任でお願いします。
Macのストレージ容量の調べ方
[リンゴのアイコン]→[このMacについて]→[詳しい情報]→[システムレポート]→[ストレージ]
どちらにしろ、Microsoftが推奨する40GB以上の50GBに設定することにしました。
尚、設定したパティーション領域が足りなくなった際は、バックアップを取って、再度、パティーション領域を設定する必要があるので、余裕を持ってパティーション領域を設定する事をお勧めします。
Windows OSのインストール
パーティションが分割されるとMacが再起動し、Windows OSのインストールが始まる。
はずなのですが、一旦、電源が切れた後、真っ黒な画面に
「No bootable device –insert boot disk and press key」
と。
何かキーを押しても反応なし。
強制終了して、再度、起動させても同じ結果。
原因は、純正でない安い外付け光学式ドライブを購入したせいかと、ほとほと参っていたところ、検索してみたところ、ありがたいことに、記事が掲載されていました。
BootCampでWindows7インストール時にNo bootable deviceと出た場合の対処法 | Windows on Mac BootCampを使って MacでWindowsを動かそう.
どうやら、[option]キーを押し続けながら、起動させるとよいようです。
ちなみに、僕が購入した外付け光学式ドライブは、Amazonのレビューで、「Boot CampでWindows OSをインストールできた」とあったので購入を、その商品に決めました。
僕が購入した外付け光学式ドライブ
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[option]を押し続けながら、起動させると、起動ディスクの選択画面が現れるので、Windowsを選択。
Windows OSのセットアップ
無事、Windows OSのセットアップ画面が現れる。
ネットワークの接続の設定
その後、ネットワークの接続の設定画面が現れるので、暗号キーを入力。
続いて、ライセンス条項の画面が現れる。
オペレーティングシステムの選択
インストールしたいWindows OSを選択する。
インストールする種類の選択
インストールする種類の選択を聞いてくるので、アップグレードではなく、新規インストールを選択。
Windows OSをインストールする場所の選択
この画面に来たら、一番下の【パーティション 4 BOOTCAMP】となっているディスクを選択し、右下の【ドライブオプション(詳細)】を選択し、【フォーマット】をクリック。
フォーマットが完了すると、Windowsファイルのインストールが始まる。
尚、【パーティション 4 BOOTCAMP】を選択しただけで、【ドライブオプション(詳細)】へ進まなければ、次へ進めないので、ご注意を。
Windows OSのインストールの開始
インストールが終わると自動的に再起動。
ユーザー名とコンピューター名の登録
任意のユーザー名とコンピューター名を登録する。
続いて、パスワードの設定画面に移る。
パスワードは、設定しなくても、次へ移行できると思います。
プロダクトキーの入力
ライセンス認証のために、プロダクトキーを入力する。
更新プログラムの設定
その後、Windowsアップデートの設定をする。
そして、タイム・ゾーンの設定へ。
Boot Campのインストール
Boot Campをインストールしないと、グラフィックの表示やマウス、トラックパッドの一部が正しく動作しません。
上でWindowsサポートソフトウェアを保存したUSBメモリを装着したままだと、自動的にBoot Campのインストールへ移行します。
その後、Boot Campのインストール画面へと移る。
次へをクリックすると、「使用許諾契約書」画面へ。
承認すると、Boot Campのインストールが始まる。
インストールが終わると再起動し、既定で(デフォルトで)使用したいオペレーティングシステムの起動ディスクを選択する画面が現れる。
ご自身がよく利用するOSが、Mac OSかWindowsかどちらかを考慮し、選択。
デフォルトに設定した起動ディスクは、電源ボタンを押せば、そのままOSが立ち上がる。
デフォルトと異なるOSを立ち上げる場合は、PCを再起動もしくは電源を入れて、パソコンが立ち上がる前に【option】キーを押し続ける。
すると、写真のような画面が現れるので、起動ディスクを選択し、下の矢印キーをクリック。
尚、写真の画面のように、毎回、立ち上げる際に、ネットワーク接続の選択画面が現れ、暗号キーの入力を促してくるのですが、無視していいです。
一度、設定しておくと問題ないです。
逆に、何度も設定すると、ネットワーク接続がおかしくなりました。
Boot CampでWindowsをインストールした後の不具合
1.ネット接続が不安定になり、コントロールパネルで見ると、ルーターとインターネットは接続しているが、ホームネットワークからPCまでのネット接続が切断されることが、度々起こった。
これは、おそらくPCを立ち上げる度に、ネットワークの接続設定を行っていたためと思われるが、
「Windows 7」でインターネットに接続できない – パソコントラブルと自己解決.
を参考に、コマンドプロンプトまで触っていませんが、その[2]の「デバイスマネージャー」の「ネットワークアダプター」からドライバを一度削除してみると、2度と同じ現象にはなりませんでした。
2.Mac OSを開くとDockが見当たらなくなった。
こちらのサイトを参考に、Dockを再表示できました。
3. Windows7インストール時に、画面が真っ黒になったり、アラートメッセージが表示される
パーティションを変更し、再度、Windows7をインストールしようとすると、画面が真っ黒になり、強制終了させ、再度、起動させてみると、「Boot Campが見当たらない。」というメッセージが英語で表示され、キーボードを叩いても何の反応もしなかったりしました。
調べてみると、Apple公式サイトに以下のようなページがあり、その通りに行うと、無事、インストールできました。
Windows 7 のインストール時にキーボード/トラックパッドが動作しなくなったり、画面が真っ黒になったり、アラートメッセージが表示されたりする|Apple公式ページその後は、なんのトラブルも起こっていませんが、自分では多めに取ったつもりのWindowsのパーティションサイズが、もう赤くなっています。
[amazonjs asin=”B00JP54E9O” locale=”JP” title=”Microsoft Windows 8.1 最新版 Windows 8.1 Update 適用済みパッケージ”]