サーバの選択基準
前回、お知らせしたように、現在、CMSを用いてレビューサイトを立ち上げようとしています。
参照
CMS(コンテンツマネジメントシステム)を用いてレビューサイトを構築しようとしています
現在ある各レビューサイトは、JUGEM等のアフィリエイトが許されている無料ブログを使用していますが、今回は独自ドメインを用いてレンタルサーバーを借りようと計画しています。
レンタルサーバー事業者は、数限りなくあります。
そのため、どのレンタルサーバーがよいのかを決めるための基準を勉強いたしました。
どのようなサーバーを利用するかは、1.サイトの規模、2.コンテンツの特性、3.機能などや現実的な予算も大きな要素となるようです。
難しいのは、優先順位を決めて選択しないと、コストがかかりすぎたり、ケチってパワー不足で失敗の原因となったり、一筋縄ではいかないようです。
●サーバ選択時のチェック項目
1.マシンスペック
・CPUスペック
・メモリ
・HD容量
特に専用サーバーでサイトを構築する場合、使用するマシンスペックとOSを確認する。
共用サーバを選ぶ場合は、スペックを公開しているサービス会社を選ぶ。
想定されるファイルサイズから適正なHD容量を選択する。
動作させる予定のプログラムの推奨環境は、事前に確認しておく。
メモ
サーバOSの選択時には、身近にどのような人材がいるかによって違ってくる。
Windowsに強い技術者がいる→Windowsサーバを選択
そうでない場合→UNIX系のサーバを選択
ホスティングサービスで提供されているサーバーは、LinuxなどのUNIX系サーバが多い。
CGIやPHPといった動的サイトを構築する場合に人的な担保も含めてUNIX系の方が汎用性が高い。
2.オプション機能
・サーバーの機能
サーバには様々な機能があらかじめ搭載されている。
プログラムの動作、データベースの導入、アクセスログの分析ソフトなど。
メールサーバーのウィルス・セキュリティ対応など必要な機能をあらかじめリストアップしてサービスを選ぼう。
3.回線スペック
・回線の太さ
大量のデータをダウンロードするようなサイトであれば、回線の太さ(帯域)も確保しなければならない。
☆基本的に想定されるユーザーのアクセス容量
[転送データ量]X[想定同時アクセス数]
例えば、64kのデータに同時に20人のユーザがアクセスした場合
64kX20=1280k
つまり、1.5M回線程度は必要。
4.コスト
・初期費用
・月間費用
安いものであれば、月額数千円、年間数万円というものから初期費用、月額ともに数十万円かかるものまで様々。
必要なスペックを持つコストパフォーマンスの高いサービスを選ぼう。
クリエイターのための実践スタジオワーク WEB制作編(アスペクト)より
このテキストは、デジハリオンラインスクールの「Webワークフロー概論」で用いられたテキストです。
■こちらでは、「レンタルサーバー完全ガイド vol.13」に掲載されていた『ディスク容量100Mバイトあたりのコスト ベスト20』の共用サーバー(月額~2100円)部門のうち1位から10位までランキングを記載しておきます。
こちらは、総額ではなく、100Mバイトあたりに必要な3年間総コストによるランキングとなっておりますので、ご注意ください。
レンタルサーバー選びに、お役立てください。
100MBのコスト
1位 使えるねっと 共用サーバー:共用サーバー「ビジネスプロ」 [JMF] 104円
2位 使えるねっと 共用サーバー:共用サーバー「アドバンスプロ」 [JMF]140円
3位 Kagoya Internet Routing:スタンダード20[カゴヤ・ジャパン] 369円
4位 使えるねっと 共用サーバー:共用サーバー「アドバンス」 [JMF] 418円
5位 10G 小(ミニ)デガサーバ:12ヶ月支払いプラン [ヒューメイア] 609円
6位 レンタルサーバーのEasyTone:Redプラン 612円
7位 inetd(アイネットディー)ホスティングサービス:Lightプラン 709円
8位 1stClass専用IPアドレス:My IPルビー [WebJapan(ウェブジャパン)] 716円
9位 @Next Style共用サーバー:スタンダード・セキュリティーパック ブロンズ[ワダックス] 731円
10位 使えるねっと 共用サーバー:共用サーバー「ビギナー」 [JMF] 787円
このランキングは、「レンタルサーバー完全ガイド」編集部が、各事業者にアンケート(2008年5月調査)を行い、その結果を元に作成されたものであります。
従って、現時点(2