
MacにWindowsをイントールする3つの方法のメリット、デメリット
Macintoshは、ハードウェアとしては、普通のWindows PC とほとんど変わらなくなっている。
この記事では、Mac上でWindowsを実現させ、MacマシンでWindows OSを使う3つの方法のそれぞれメリット、デメリットを紹介しています。
記事下で紹介しているマックとウィンドウズ 2014[共存・共有] ~避けきれない事態とその解決策~ (マイナビムック) (Mac Fan Special)では、MacとWindowsを共有させるためのノウハウが、沢山、散りばめられています。
この記事も、そんな本書の一部から構成されています。
1.Boot Camp
Macが純粋なWindows PCとして動作する。
メリット
そのため、互換性の問題は、ほとんど起きない。
同時に、パフォーマンスも、Macハードウェアの性能をフルに発揮できる。
コスト面も、Windows OSソフト料が掛かるのみ。
デメリット
- Windows使用中は、Mac OS を利用できない。
- 内蔵ストレージ容量が減る。
- Windows Vista 以前に非対応。
2.仮想化ソフトを利用
OS XのソフトとしてPCが起動して、その中でWindowsを動作させる。
以前と違い、仮想化ソフトでも、Windows PCと遜色ないパフォーマンスを実現している。
メリット
- OS XとWindowsを同時に利用できる。
- 幅広い世代のWindowsに対応。
デメリット
- Mac PCは、2つのOSを駆動させる必要があるため、大容量のメモリを必要とし、CPUへの負荷も高くなる。
- パフォーマンスが若干、低下。
- 仮想化ソフトを購入するコストが掛かる。
代表的な仮想化ソフト
- Parallels Desktop 10 for Mac Retail Box JP(Amazon)
これは、ライセンスのみの販売のようですが、同じ10でも、幾つかバージョンが存在し、僕には、その違いをよく認識できませんでした。Amazonで購入する際には、よく知っている知人の方、もしくは、サポートでお尋ねになってから購入して下さい。 Parallels Desktop 10 for Mac|公式サイト.
- VMware Fusion 7|公式サイト.(Amazonでの最新版のVMware Fusion の販売はされていません。)
- Oracle VM VirtualBox.(無料ソフト)
[W] Mac仮想化ソフト レビュー一覧 | Work Tool Smith [ワークツールスミス].
こちらのサイトが、Macの仮想化について詳しいです。
最新バージョンの比較レビュー記事はありませんでしたが、
[W] VMware Fusion5 / Parallels 8 / VirtualBox4.1 [Mac仮想化ソフト対決 2012] | Work Tool Smith [ワークツールスミス].
なんか役立つと思います。
仮想化ソフトは全く初めてという方には、さらに古い記事ですが、下記の記事がわかりやすいと思います。
[W] Mac用仮想PCソフト対決! VMware Parallels VirtualBox | Work Tool Smith [ワークツールスミス].
3.互換レイヤーを使用
Windows OSの一部をOS Xで再現するという手法で、Windows用ソフトを動かす技術が、互換レイヤー。
WINEというプロジェクトが元になっており、互換性の観点からWindows Vista、XP、98など過去のWindows対応ソフトが同時に使えるのが特徴である。
Windowsソフトを使用するなら、最もコストパフォーマンスに優れている。
その代わり、ソフトの互換性は低くなっており、サポートされていないソフトを動かすことは困難である。
付け加え、Windows OS自体は再現されていないため、Windows用周辺機器などは利用できない。
メリット
- 動作が軽快。
- Windows OSが不要なので、コストは互換レイヤーソフトの代金のみ。
デメリット
- 動作するソフトが少ない。
- 動作が不安定。
- 周辺機器が、ほとんど使えない。
4.Windows OSのライセンスについて
ここまで来て、読まれた中に、Windows OSをBoot Campにも仮想化ソフトにもインストールし、時にはBoot Campで、忙しい時には、仮想化ソフトでMacとWindowsを同時併用というようなことを考えられた方もいるのではないでしょうか。
実は、僕もそうです。
が、関門が。
2013年1月より、Windowsのライセンス認証の運用にMicrosoftは、新しい解釈を適用しています。
通例、個人用のソフトの場合、ソフト1つに対して1つのライセンスが認められています。
新しい解釈では、1つのライセンスにつき、1つの環境のみでの使用が認められています。
例え、物理的に1つのマシンにWindowsをインストールする場合でも、環境が2つなら、2つのライセンスが必要となってきます。
仮想化ソフトとBoot Campの併用の場合、2つのケースが想定されます。
- Boot Camp、仮想化ソフトのそれぞれにWindowsをインストール
- Boot CampにWindowsをインストールし、そのBoot CampでインストールしたWindowsを仮想化ソフトから呼び出して利用する場合
1.Boot Camp、仮想化ソフトのそれぞれにWindowsをインストール
2.Boot CampにWindowsをインストールし、そのBoot CampでインストールしたWindowsを仮想化ソフトから呼び出して利用する場合
パーティション分割と仮想化を併用した際のライセンスについて – Windows Enterprise.より。
一見、「Boot Camp、仮想化ソフトのそれぞれにWindowsをインストール」は、事実上、インストールを2回している訳だから、認められないのは仕方ないとし、「Boot CampにWindowsをインストールし、そのBoot CampでインストールしたWindowsを仮想化ソフトから呼び出して利用する場合」は、インストールは一度だし、認められるのではないかと、思われますが、これも異なる環境ということで認められていません。
なので、どの方法を用いて、Windowsをインストールするか見極めて、併用を行いたい場合は、もう一つWindows OSを購入しましょう。
いかがでしょう。
Windowsを利用していて、そのままいままで使っていたソフトを利用したくて、Macはいいなぁと思いつつ、二の足を踏まれていた方、この機会にMac購入を検討してみればいかがでしょう。
MacbookAirに関して言えば、キーボードのタッチがとても良く考えられていて、とても気持ちよくスムーズに文字入力ができます。
また、些細な事ですが、MacbookAirのキーボードには、中央下のスペース・キーの横に、それぞれ、「かな」と「英数」への変換キーが付いており、左上隅に「半角/全角・漢字」変換キーがあるWindowsキーボードに比べ、とてもスムーズに文字入力ができます。
【英数】 スペースキー 【かな】
今では、タブレットPCという選択肢がありますが、本当は、ノートパソコンほど大きくないネットブックのような小型のPCを探していたのですが、どうもスペック的に満足できない。
と色々、探るうちにMacbookAirへ辿り着いたわけです。
外に持ち運びも、そう苦にならず、今では重宝しています。
MacbookAirについてネットで調べると、MacをBoot CampなんかでWindowsのOSをインストールし、完全にWindowsマシンとして利用している人も少なくないようです。
キーボード配列やショートカット・キーに若干、違いはありますが、そう違和感はありません。
新たに、特に持ち運びを考えて、ノートPCを購入を検討されている方は、MacbookAirを選択肢の一つに入れてみればいかがでしょう。
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Amazonで購入すると、Apple公式で購入するよりも、お安くなっています。
その代わり、HDD容量などのカスタマイズは、Appleでしかできません。
Amazonで購入しても、Appleのサポートは受けられたはずですが、ご確認下さい。
また、MacbookAirには、CD,DVDドライブが搭載されていないので、ご注意下さい。
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