jQueryを使う制作上のメリット
2015/01/26
jQueryを使う制作上のメリット
- デザイナーにとって、JavaScriptより簡単に、直感的に実装できる
- HTML、CSSの知識や概念が応用できる
- JavaScriptを習得しなくても、Webページに多彩な機能を実装できる
- クロスブラウザに対応している
- ほかのJavaScriptライブラリーとの競合を回避できる
- 拡張性が高い
1.デザイナーにとって、JavaScriptより簡単に、直感的に実装できる。
jQueryでは、CSSで利用するセレクターやフィルターと同じ方法で記述できるため、CSSの知識があれば、直感的に理解でき、JavaScriptより簡単にjQueryを実装でき、Webに様々な機能を付加させることができる。
「text」のクラス名が与えられたp要素の文字色を赤に変更するコードの例。
(「jQueryデザインブック 仕事で絶対に使うプロのテクニック(MdN)」より。)
jQueryを利用しないコードの例
[php]var target; var targets = document.getElements By TagName(“p”); for(var i=0; target=targets[i]; i++){ if(target.className.match(/text/i)){ target.style.color = “#F00”; } }[/php]
jQueryを利用したコード
[php]$(“p.text”).css({color = “#F00”});[/php]
2.HTML、CSSの知識や概念が応用できる。
jQueryは、主にHTMLやCSSに記述された内容を操作するため、HTMLの知識で理解でき、jQueryの記述方法もCSSと似ており、jQueryのスクリプトを読むときも理解しやすく、jQueryを記述する場合も、すんなりと入れる。
3.JavaScriptを習得しなくても、Webページに多彩な機能を実装できる。
しかしながら、さらに機能を追加する、独自にカスタマイズしたい場合などは、JavaScript言語を、ある程度、理解しておいた方がよい。
jQueryでできることも増え、自分独自のアイデアを浮かび、それを具体化できる。
4.クロスブラウザに対応している。
Webブラウザの違いを意識する必要は、ほとんどない。
5.ほかのJavaScriptライブラリーとの競合を回避できる
jQueryでは、ほかのJavaScriptライブラリーとの競合を避けるための仕組みが準備されている。
6.拡張性が高い。
プラグイン(jQuery Plugin Registry.)を利用することで様々な機能を追加できる。
jQuery UI
jQuery UIユーザーインターフェイスの部品やマウス操作機能などを集めたプラグイン。
jQuery Mobile
jQuery MobileHTML5に対応したiPhoneなどのiOS端末やAndroid端末向けのサイト制作が簡単に行えるプラグイン。
jQuery Mobileを利用することで、HTMLのみでスマートフォン用のWebを制作できる。
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