Google+,  ソーシャル・メディア

あなたは、なぜ、何のためにソーシャル・メディアを利用していますか?

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ただ漠然と。
そういう人も良いと思います。多様性こそ我々の本質であるので。
僕はIT従事者でもソーシャル・メディアの専門家でもありません。
ただ、自分の頭で物事を捉え、考えようと自制している者からのレポートです。
僕自身は、大げさでもなく、ソーシャル・メディアは、ドラッカーの言う「すでに起こっている未来」どころではなく、同時多発的に、イエスを初め仏教等、宗教が立ち上がった以来の変革と捉えています。
歴史というのは、幾つもの断層の重なりであり、考古学のように簡単には、その下の地層のことが解らないようになっています。
これは、偉大な現代思想家ミッシェル・フーコーが、鋭く分析するところです。
科学の世界では、トーマス・クーンが「パラダイムの変革」と呼びました。


想像してみてください。
天動説を信じていた者が、我々から見て、彼らの思考パラダイムを容易には想像でき得ないと思います。

          

ここに2冊の本が有ります。
Facebook等でも盛んに貴重な情報発信している大元隆志氏の「ソーシャル・メディア実践の書
一方、コンビニ店長という一風、変わった経歴の持ち主の倉下忠憲氏の「Facebook、Twitterで実践するセルフブランディング
いずれも僕がTwitterを始めるに当たって、このツールをどー使おうかと思案してた時に購入した書であり、この時、Google+は、招待制を取っておりました。




さてはて彼等は、一体、何のためにどのように、ソーシャル・メディアを利用せよと我々に伝えているのであろうか?
購入した当初、少し読み、セルフブランディング=自己PRと簡単に判断してしまった僕は、「つまらん。」と本棚に最近までしまってありました。
しかし、Google+も、お陰様で軌道に乗りつつあり、

「はて。これを行っていて、何になるのであろうか。」とふと疑問に思い、再び手に取りました。

彼ら二人のソーシャル・メディアのゴールを、それぞれ、「マイクロ・セレブ」、「無名の有名人」と似たものとなっていますが、内容は全く違います。
大元隆志氏は、どうやらFacebookに重きを置いているようで
ソーシャル・メディアで影響力、リーチが広くなるにつれて、「一度、あの人に仕事を依頼してみよう。」から、「何が何でも彼または彼女に仕事を任せてみよう。」という風にビジネスを重きを置いているようである。
そこには、アウト・ソーシングという後押しもある。

一方、Twitterを想起している倉下忠憲氏は、クラスタというものを提唱する。
要は、趣味・趣向が似たもの同士の集団である。
無縁社会とも言われる現代において、ソーシャル・メディアをプレイするものとしないものの間では、現実世界の会社、家族以外の第3のコミュニティをもっているかどうかで、格差が生じるだろうと論破している。
これは、見方によれば、至極つまらないように思う人がいるかも知れない。




しかし、僕は、こう考える。
社会での他者と自分との競争は、ようは自己の価値をいかに他者に認めて貰うかという「承認のため闘争」と呼ぶ、心理学者もいる。
したがって、自分の価値を認めて貰っているコミュニティを持っていることは、非常に心強い。
後ほど、投稿するつもりではあるが、このソーシャル・メディアの機能は、いま日本で大きく社会問題となっている自殺予防に役立つと僕は、考えています。

僕は、ソーシャル・メディアを、今のところ、リアル世界とリンクさせるつもりもなく、ビジネスなんてさらさら、Facebookも登録のみに近い僕は、勿論、倉下さんの考えるソーシャル・メディアの利用に賛同します。

最後に、僭越ですが、僕も含めて3者に共通するものは、ソーシャル・メディアとは、フォロワーの数ではないのです。
その本質は、私とあなたの関係なのです。

では。良い1日を。
Kazuo Ito – Google – <b>あなたは、なぜ、何のためにG (ソーシャル・メディア)を、行っていますか?ただ漠然と…より、一部改変。

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